うっかりミスをしていた。民法の時効の分野で裁判外の催告というものがある。これをすると、6ヵ月を経過するまでは時効は完成しないというものだが、これは時効の完成猶予にあたる。これを僕は、時効の更新と間違えていた。致命的なミスである。

　完成猶予は、今までの時効期間が振り戻しにならない点で更新と異なる。

　レックの行政書士講座であるパーフェクトコースを受講しているのだが、それにはオプションで教えてチューターというものが付いてくる。いわば、分からないことがあったら気軽にメール形式で質問できるという仕組みだ。今回、この裁判外の催告のことについて質問したが、よくよく問題文を読めば分かる内容だった。質問回数に制限はないので、その辺りはいいのだが、思うと恥ずかしい質問をしてしまった。

　本番の試験では、自宅で問題を解く以上に問題が難しく感じると思うので、こういった今回のようなミスには気をつけていきたい。それにしても、質問に対する回答を見たときに、盲点を突かれたような気分になった。