日々思うことの新着ブログ記事
-
-
-
自分の存在を時々確かめないと風景・景色という空間とやらに自分が吸収されているのではないか、と思う時がある。人が1人亡くなることなど、その人自身にとってみれば一大事だが、世情として見れば瑣末な出来事にも満たないだろう。 存在しているという実感がまるで沸かない。では他者の存在を奪取することによって、自... 続きをみる
-
-
-
年末調整の時期が来た。今年は、給与所得控除欄も記入しなければいけなくなった。 私は書き方が分からなかったので、職員に聞いた。すると職員は、そこは該当者のみ記入するところと言った後、多くの方がその欄は空欄にして出しているから別に書かなくてもいいと言った。そして、その職員は私の年末調整の紙を受け取... 続きをみる
-
令和2年の行政書士試験がようやく終わった。去年と違い、今年は手応えがあった。 法令科目では、憲法が難しく感じられた。勉強した箇所はほとんど出題されなかった。記述も不意を突くような問題が多く、思うように書けなかった。また、一般知識では、簡単な問題が多かったが、文章理解が3問中1問しか解けなかった... 続きをみる
-
-
-
-
-
-
夢から覚めなかったら、夢の世界から抜け出せなかったら、と考える。夢=バーチャル空間だとすると、バーチャル空間の方が楽しいな。いつも夢から覚めたとき、もっと夢の続きを見たいと思う。物語で言うと、毎回導入部分で覚め、ここからが肝心の話っていう時が分からない。何故だろう。すごく意味深だ。夢占いとかある... 続きをみる
-
今日は月に一度の心療内科に通う日だ。それでいま、クリニックの中にいるが、予約制だが、30分以上待っている。どうやら今日は、利用する人が多いらしい。仕方がないか。 この時間が一番お腹が空く。早く終わって何か食べたい!空腹には人は敵わない。
-
この時期は模試シーズンである。LECで開催される模試を受験している。全6回あるが、僕はその全てに申し込み、現在、3回が終わっている。 自己採点した結果、記述なしでも合格ラインに達しているので、この事実は非常に喜ばしい。しかし、記述が思うように書けない。論点がずれていたり、書きこぼしがあったりで... 続きをみる
-
-
-
-
-
-
-
-
先日19日日曜日13時にLEC京都駅前本校で開催された到達度確認模試の第1回を受験してきた。コロナ渦である中、自宅での受験も考えたが、自宅だといろいろ誘惑があるので通学にした。また、少しでも本番形式に近づけたかったということもある。 さて、結果はどうだったかというと、そこそこ出来たんではないか... 続きをみる
-
-
物に対する全面的な支配権である「所有権」に対して、所有権を一時的または部分的に制限する物権を「制限物権」という。制限物権のうち、他人の土地を一定の目的のために利用することを目的とする物権を「用益物権」という。 そもそも物権とは何かということについてはまた別の機会に投稿しようと思う。 用益... 続きをみる
-
-
-
-
戦後しばらくのころ、アメリカで対潜水艦兵器の開発に注力していた。それには、まず、潜水艦の機関音をとらえる優秀な音波探知器をつくる必要があった。 そういう探知器をつくろうとしていろいろ実験していると、潜水艦から出ているのではない音がきこえる。しかも、それが規則的な音響である。この音源はいったいな... 続きをみる
-
詩人は自分の感情を詩にするのだ、個性を表現するのである、という常識に対して、自分を出してはいけない、とした。個性を脱却しなくてはならないというのである。それでは、個性の役割はどうなるのか。そこで、触媒の考えが援用される。 酸素と亜硫酸ガスをいっしょにしただけでは化合はおこらない。そこへプラチナ... 続きをみる
-
小説家が、いくつかの小篇集を編むことがある。小説でなくても、方々に書いたエッセイなどをまとめて、本にして出版するということもよく行われる。 こういう編纂ものではおもしろいことがおこる。ひとつひとつの文章や作品は、それほどとくに秀れているわけではないのに、まとめられると、見違えるように立派に... 続きをみる
-
頭の中の酒をつくるには、どうするか、については、思考の整理学 II 寝させるを参照していただきたい。そこから生まれるものが、自分の思考であって、混ざりものがない。すくなくとも、他人からの混入のあとは残っていない。独創である。 こういう考え、着想をもつと、どうしても、独善的になるものらしい。 ... 続きをみる
-
-
卒業論文を書く学生が相談にくる。 毎年のように、わたくしは何を書けばいいのでしょう?といってあらわれる学生と付き合っているうちに、自分でテーマをつかむ方法のようなものを教えなくてはなるまいと考えるようになった。 筆者は、これをビール造りに例えている。麦=素材、発酵素=ヒント、アイデア、が... 続きをみる
-
思考の整理学は目次のIの部分を読み終えることができた。けれど、まだ全体のわずかしか読んでいない。一日、1,2項目ずつ読むとすれば、あと10日くらいかかりそうだ。 専門家が読むような学術書ではなく、一般人でも読みやすいように噛み砕いて説明されているので内容が頭に入りやすい。厚さもそれほどないので... 続きをみる
-
人間はいつからこんなに夜行性をつよめたのであろうか。 そして、朝早く起きるなどと言えば、老人くさい、と笑われる始末である。 夜考えることと、朝考えることは、同じ人間でも、かなり違っているのではないか。考えてみると、おもしろい問題である。 夜寝る前に書いた手紙を、朝、目覚めてから、読み返して... 続きをみる
-
学校がグライダー訓練所のようになってしまうのも、やむを得ない。小学校へ入るこどもは、まだ、勉強がよく分かっていない。先生に言われるように勉強しなさい、とひっぱるものがあるから、動き出す。自分で動くのではない。受身だ。 教育は学校で始まったものではない。学校のない時代でも教育は行われていた。 ... 続きをみる
-
-
-
しげる君の爺さんやりゅうじ君の婆さん、やっ君の婆さん、村田さんの婆さん、浅野さんの婆さん、そして、酒屋さんの婆さんもみんな、僕の近所の人たちで、みんな故人だ。 この方たちがお亡くなりになる前、僕はこの方たちの全員とまでは言わないが、ほとんどの方たちの姿をこの目で見ている。 散髪屋さんで会った... 続きをみる
-
-
-
-
-
タイトルがまとめられない。強いてタイトルを付けるとしたら「人生」?
上記の写真は、小学4年生当時の写真である。これがその当時の自分の写真。けれど、振り返ってみると、別人のようにみえる。「えっ、これが自分?」という感じだ。 この頃の口癖は確かよく「忘れた」だった。最も印象に残っているのは、宿題が出るたびに、忘れていないのに、やらずに忘れていたことにしていたことだ... 続きをみる
-
民法の時効の分野で催告は裁判外の請求にあたり、その時から6ヵ月を経過するまでの間は、時効は完成しない。 これと紛らわしいものに裁判上の請求や裁判上の催告などがある。 前者はその事由が終了するまでの間は、時効は完成しない。この手続において、確定判決または確定判決と同一の効力を有するもの... 続きをみる
-
-
自動車に揺られながら幼少である私は、助手席で貪欲なまでに眠っていた。ようやく、その眠りから目覚めると、運転席に座る父に目を向け、口を開いた。 「父ちゃん、喉渇いた」 「・・・・・・」 父は、無言だった。手前にはドリンクホルダーに缶ジュースがあった。 「飲んでいい?」 すると、今まで無言だった... 続きをみる
-
エレベーターがどの階にも止まらない。速度が弱まりこの階で止まるかなと思いきや再び速まる。その繰り返しだ。どこの階でもいいから停まってくれ、私は心の中で叫ぶ。 今日は、事業所で年2回ある大掃除の日だった。最初に避難訓練があり、11時までの約小1時間作業をした。そこからはそれぞれのグループに分かれ... 続きをみる
-
幼少期、びわ湖と海の違いが分からなかった。びわ湖は、海のように広いし砂浜もあるし、共通点が多い。そこで、そんな私に両親は、福井の海に連れて行ってくれた。海に着くと、父親が「その水を手に付けて少し舐めてみぃ」と言い、舐めてみるとしょっぱかった。その時は、これが海との違いかと思った。 現在、仕事場... 続きをみる
-
-
-
-
適度な平和は、身体に安らかさをもたらすが、過度な平和は、身体を退屈させる。人間何事も適度な刺激がある方が、精神が塞ぎ込まない。多額の負債を抱えているわけでもなく、仕事に負われているわけでもない。ましてや生命の危険に瀕しているわけでもない。ただ毎日が平凡に過ぎていく。私の感覚としては、(私の)時間... 続きをみる
-
-
余呉湖の畔に咲いている紫陽花群。ピンクでなくほとんどが青色だった。土壌のpHによって花の色が変わるらしい。青花ということは、酸性の土壌ということになる。 余呉湖を一周できる道路があるが、一部車幅が狭い所があり、自動車での移動は、少し苦労した。自動車にロードバイクを積んで、それで移動すれば良... 続きをみる
-
男は夜の山道を歩いていた。爽やかな風とは裏腹に、身体は火照り、額から脂汗を滲ませ、足取りは鉛の足枷をしているかのように重たかった。かれこれ何時間歩いているだろうか。自宅を出たときは、まだ明るかった。車数は少なく、人通りはない。 山頂に着くと、眼下には、住宅街が目立った。反対側は、崖のようになっ... 続きをみる
-
(下記の文章は実際の事柄とは無関係であり、私が作出した世界観に基づく) 人には、名前が存在する。しかし、ここでは違う。皆、固有の番号で管理されている。私は、D88910で管理されており、名前は、一切呼ばれない。私の名前は、果たして、なんだったかな? ここへ来てかれこれ三十年以上経つ。私が... 続きをみる
-
-
-
大野に連れて行かれた先は、住宅地だった。坂を少し上がった場所に目的の住宅があった。田村は、てっきり大野の自宅に行くんだろうと思ったが、そうではなかった。田村は、その住宅に目を向けた瞬間、「はっ」と驚いた。玄関ドアに張り紙がびっしり貼られ、郵便受けの中にはチラシがこれでもかと入れられていた。金返せ... 続きをみる
-
田村はうなされていた。キミは、プロという言葉の意味をわかっとらん。布団から飛び起きた。なんだ夢だったのか。 大野事務所に行く道中、昨日大野から言われた言葉が頭の中で反芻する。僕を雇うか否かは今日決めることになったが、雇われるか否かは、自分で決めろとか、プロという言葉を理解していないとか、正直よ... 続きをみる
-
田村自身は酒に酔っていて気が付かなかったが、あの初老の紳士から名刺を預かっていたことに今更ながら気が付いた。そこには大野行政書士事務所大野勇と記されていた。大野さんというのか。お礼をしないとな。 田村は、都会の路地をひた歩く。大野の事務所に行くためだ。目的地に着く道中、別の行政書士事務所があり... 続きをみる
-
怒突ビルメンテ従業員田村は、明日自動車免許の更新があり、会社を休みたい。西村主任にそのことを伝え了承を得たが。 翌々日、田村は出勤すると無断欠勤扱いになっていた。社長は「そんなこと聞いていない」の一点張り。主任がどうやら伝えることを忘れたらしい。社長が主任に確認を取るも、主任は自身のクビを免れ... 続きをみる