タイトルがまとめられない。強いてタイトルを付けるとしたら「人生」?

 上記の写真は、小学4年生当時の写真である。これがその当時の自分の写真。けれど、振り返ってみると、別人のようにみえる。「えっ、これが自分?」という感じだ。


 この頃の口癖は確かよく「忘れた」だった。最も印象に残っているのは、宿題が出るたびに、忘れていないのに、やらずに忘れていたことにしていたことだ。。他は歯を磨かなかったことくらいか。あの頃、一生懸命、歯磨きしていれば良かったと後悔している。


 小学校時代では幸せな部類に入る。周囲の人も寄ってきてくれて、いろいろな人と話をしたし、遊んでいたような気がする。そのうちの二人ほどは、放課後でも一緒になって遊んでいた。現在、その二人は、一方は、盲学校の教師、他方は、実家を離れて、名古屋の方で働いているらしい。僕が直接聞いたわけではないが、風の便りでそれを知った。


 人間の顔は、自分の心情だったり、周囲の環境によって変わってくると思う。いわゆる人相ってやつだ。最近、毎日自分の顔をよく確認しているが、そうしないと自分を忘れてしまいそうになる。

 では、「あなたは誰なんだい?」って聞かれてると、自分の名前は言うけれど、それはどこかで覚えてきた名前を口から発しているだけで、自分だと認識はしていない、そういった感覚だ。


 他にも自分の写真があるのに何故これを載せたのだろうか。やはり自分自身気に入っているからだと思う。


 生まれてから現在に至るまで、人生は、川の流れに例えることができる。川上から川下へどんどん歳を取る。そして、最期は海に還る。


 子供時代は、過去か将来かで問われると将来について考えることが多かったけれど、29歳である現在は、過去のことばかり考える。なんだか上手く説明できないが、過去にたくさんの物を置いてきたような気がする。その置き去られた物が僕に訴えかけてきているのかもしれない。「過去をもっと振り返ってよ。きっとこの先、生きるヒントになるから」だから、僕は、過去を振り返っているのだと思う。